トランクに使われる素材

トランクの顔や使い勝手を左右する素材の数々

金属系外装材1:アルミ合金

主原料となるアルミニウムは、鉄の約3分の1という重量。
軽いという点では圧勝ですが、摩擦や衝撃には非常に弱い。
そこでこの欠点を克服すべく、各種の金属を混ぜ合わせて
できあがったものがアルミニウム合金なのです。


アルミニウムに配合される金属は、マグネシウム・銅・ニッケルなど。
これらが固く結びつくことでスチール(鋼)に負けない強度が実現します。

6種類の合金系統があり、金属の配合によりその特性も様々に変化します。
合計46種類のアルミ合金の中から、代表的な5種類をご紹介します。

  • JIS1100
     アルミ純度が99%以上の一般用途のアルミ合金です。
     強度は低めですが、熱や電気の伝導率が高く、成形性、
     溶接性、耐食性に優れ表面処理も良好です。
     処理によっては表面がやや白っぽくなるのが特徴です。
     板金ケースなどに使用されています。

  • JIS2024
     銅を多量に配合したアルミ合金で、そのため耐食性は
     多少劣りますが、強度は非常に高く熱間加工性も良好。
     航空機用材、ギヤ油圧部品などにも使用されています。

  • JIS5052
     耐食性、成形性、溶接性とも良好なバランスのとれた
     アルミ合金で、耐海水性にも特に優れています。
     オリジナルトランク(平板仕様)は、この合金を使用
     して作っています。

  • JIS6063
     代表的な押出合金材(押出成形品に使用される合金材)。
     押出性に優れていて、耐食性表面処理加工に適します。
     トランクのフレームやサッシ、キャスターの補強材と
     しても使用されています。

  • JIS7075
     アルミ合金の中で最も強度が高いもので、トランクに
     使用されることはありませんが、航空機材やスキーの
     ストックなどに使用されています。

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