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トランクとその名前
トランクという呼び方は、いったい 
どんなモノのことを指しているのか?
四角い箱には間違いなさそうですが 
どんな名称があるのか御存じですか?
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トランクってなんだろう?

トランクと呼ばれる物の実体は 
案外つかみにくいものなんです。

そもそも衣類や財産をしまって 
船で運ぶために使われはじめた 
道具なのですが、今では各種の 
精密機器や計測器、書類や現金 
などなどあらゆる物を運搬して、
見えないところで頑張っている 
縁の下の力持ち的存在なんです。

生粋の舶来モノ(英語)ですが、
日本語にしようとしてもどうも 
しっくりときてくれないのです。
ここはひとつ、ごくおおまかに 

『物をしまって運べる四角い箱』

だというふうに解釈して下さい。


そんなトランク。基本的には四角い箱でも実にいろいろな種類があるものなんです。

右上の絵はどれもトランクです。一番上のような形は「金庫型」と呼ばれています。
まん中のものは「スーツケース型」(旅行鞄型)、一番下は「キャビントランク」 
(フットロッカー)と呼ばれる衣装箱でトランクの原形。昔は木でできていました。
その後トランクの材料は鉄やトタン張りに変わり、現在では軽くて頑丈なアルミや 
ジュラルミン、ファイバーなどという素材でできたものが主流といったところです。

ところで、この絵の3つのトランクをまとめて「ボックス型」と呼ぶこともあって、
その種類はカタチで決まったり用途で決まったりするものですから、名称のほうも 
業界用語なのか一般的な呼び名なのかわからず、これといった決まりもないことも。

そんな中で比較的ハッキリとした定義があり、みなさんが町で目にする機会も多い 
と考えられる2種類のトランクについて、ここでご説明してみることにしましょう。


アタッシェケース

アタッシェはもともとフランス語。
大使館などに勤める人を指す言葉で、
彼らの書類鞄からついたものです。
このアタッシェケースには、かなり
ハッキリした定義があり、薄く軽く
小さく、標準的なサイズは、横幅が
約39cm、5kg以内のものを中に入れ
運ぶためのものが、こう呼ばれます。

素材にはアルミやジュラルミンの他
合成樹脂を使ったもの、革や布等を
使ったソフトなものもありますね。

スーツケース 

長方形をした旅行鞄がスーツケース。
入れられる物の重さが30kg程度 
のものがこう呼ばれているようです。
SUITには洋服のスーツという意味と 
「一揃い」という意味がありますが、
確かに旅行用の洋服を入れる鞄でも、
旅行に必要な一揃いを入れる鞄でも、
意味としてスジが通っていますよね。

昔旅行鞄のキャスターは蝶番の面に 
ついていてヒモで引いて運びました。
材料も、木枠のボール紙に革や布や 
合成皮革を張り合わせたものでした。

現在は、ハンドルが2箇所について 
立てて運べる形で、特殊合成樹脂で 
作られたものが主流になっています。


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